今週の市況観測
8月18日(金)の日経平均株価は、-175円値下がりし、31,450円となりました。
ついに、32,000円を割れてしまいました。
今後は、32,000円を奪還できるか、もしくは、31,000円を維持できるかという状況になりそうです。
NYダウは、+25ドル値上がりし、34,500ドルになりました。
ドル円は、145.378円になりました。
ドル円の範囲は、144円後半~145円後半になります。
変動幅は、±1円でしたので、小幅な値動きになりました。
方向としては、円安傾向になりました。
引き続き、日経平均株価は、投機的な動きは収まり、バブル分は吐き出して、適正な価格に戻ろうとしているように見えます。
また、日本株は、投機的な動きで、7月3日(月)に、33,753円の高値になっていたこともあり、調整局面ではないかと思われます。
以下、8月7日(月)~8月18日(金)の日経平均株価の推移になります。
今週、値上がりをしたのは、8月15日(火)のみで、+178円値上がりしました。
それ以外は、値下がりをして、-1,200円になり、合計、-1,022円の値下がりになりました。
ここまで、値下がりした要因としては、中国恒大集団が17日、米ニューヨークの裁判所に外国企業の破産手続きを調整する連邦破産法15条の適用を申請したことになります。
今まで、小手先の対応をして誤魔化し続けていた中国国内の不動産バブルが弾けて、債務整理を開始することになれば、景気が一気に冷やすことになります。
我が国でも、中国に進出して事業を行っている企業、中国に輸出している企業に大きな影響を及ぼすことになりますので、市場から悪材料と判断されて、日本株が大量に売られたのでしょう。
今回の破産申請で、2008年9月15日(日)に、アメリカの大手投資銀行、リーマン・ブラザーズが破綻して、いわゆる、リーマン・ショックが起こり、世界経済に悪影響を及ぼしましたが、「同じことが起こるのでは?」と考える人達がいると思いますが、結論から言うと起こりません。
リーマン・ショックの場合は、ドル建ての債権でしたので、世界中に大きな影響を及ぼすことになりました。
ご存知の通り、ドルは世界の基軸通貨で、外国との貿易や資本取引などの経済取引において、その決済手段として用いられる通貨でしたので、その影響は凄まじいものになりました。
我が国でも、1990年に不動産バブルが弾けて、深刻な不況をもたらしましたが、円建ての債権でしたので、影響範囲は、主に国内でした。
中国も、元建ての債権ですので、影響範囲は、主に国内に留まることなります。
投資結果
FX (外国為替証拠金取引)
今週は、メキシコペソ円1枚を利益確定した後、ドル円売りを1枚、トルコリラ円買いを10枚持ちました。
ドル円売りのマイナスのスワップポイントを相殺するために、トルコリラ円を買っています。
来週は、円安から円高になる相場になると思いますので、このポジションにしました。
現在、評価損益は、-5,890円、スワップポイントは、+401円で、-5,489円になりました。
株式投資
日本株を買いました。
追加銘柄は、以下の通りです。
- ニップン
- デンカ
- SBIホールディングス
先週より、-75,015円含み益が減り、+243,307円です。
いやぁ、減りましたね・・・。
しかしながら、新NISAが始まる前に、日本株が実力以上に買われ過ぎていたところもありますので、この下げは、安いところで買えますので、むしろ良いことだと思っています。
来週は、持ち直してくれることを願っています!
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