今週の市況観測
9月2日(金)は、日本の株式市場にて、円安ドル高が急激に進み140円を突破して、一時は、140.691円と140円後半まで円安が進みました。
さらに、米国の重要指標の発表もありました。
結果は、以下の通りです。
時刻 | 指標名 | 予想 | 結果 | 前回 |
21:30 | 8月失業率 | 3.5% | 3.7% | 3.5% |
21:30 | 8月非農業部門雇用者数変化 (前月比) | 30.0万人 | 31.5万人 | 52.8万人 |
21:30 | 8月平均時給 (前年同月比) | 5.3% | 5.2% | 5.2% |
21:30 | 8月平均時給 (前月比) | 0.4% | 0.3% | 0.5% |
23:00 | 7月製造業新規受注 (前月比) | 0.2% | -1.0% | 2.0% |
指標を受けて市場は、失業率がやや悪化し、製造業新規受注も予測の0.2%の予想外の-1.0%であったことを受け、FRBは、利上げペースを緩めるだろうという思惑から、前場は、ダウ、日経平均先物も上がりました。
さらに、円安も140円後半だったのが、139円後半まで戻しましたが、その状態は長くは維持はできず、後場は、ダウは、-337ドル、日経平均先物は、-111円、ドル円は、140.215円になりました。
個人的な感想ですが、米国の株の下がる進み具合が、早いと感じるのと、日本株は、円安が要因となって、海外勢の円キャリートレードにて、利上げで自国通貨が高くなっているので、円と交換して、割安な日本株を買う流れが続き、そこまで深刻な下げになっていないように感じます。
しかしながら、このまま円安が継続すれば、製造業も国内回帰が進み国内経済にも良い影響があると思いますが、この流れが一時的なものであれば、急激な円高に振れてしまうので、警戒は必要です。
私としては、200円までの円安は、許容できると思います。
理由としては、以下の通りです。
- 日本が高度経済成長期の時代では、1971年にニクソンショックが起こる前は、1ドル=360円の固定相場制だったこと。
- 海外が輸入している、食品が高くなり、国内産が相対的に安くなり買う人が多くなれば、農業に従事している方々の仕事が増え利益になり、農業従事者の数が増え。また、地産地消が進むことにより食料自給率も上がる。
- エネルギーについては、石油や天然ガスが円安で輸入価格が高くなれば、更なる原発の再稼働や小型原子炉の開発が促進されること。それに伴い、海外のエネルギー依存を減らすことにより、他国への依存を減らすことができる。
投資結果
FX (外国為替証拠金取引)
インヴァスト証券のトルコリラ円9枚は、すべて利益確定、GMO証券に入金して枚数を増やしました。
- インヴァスト証券のトルコリラ円9枚を売りで決済。
- 出金後、GMOに入金。
- GMO証券のトルコリラ円の枚数を6枚から19枚買って25枚まで増やす。
理由としては、インヴァスト証券の片道の手数料が売り買いで、1枚330円取られるのと、トルコリラ円1枚の証拠金が8000円であったことです。
一方、GMOは、手数料はスプレッドのみで、証拠金が3000円と安いので、より多くの枚数を持てるのでコストパフォーマンスが良いからGMOに集約をしました。
投資方針としては、証拠金維持率は、500%を維持することです。
もし、下回ることがあれば、入金かポジョン解消で対処します。
GMOにて、25枚買っても、証拠金維持率が575%と500%後半を維持ができてます。
評価損益も、先週の円安で140円台まで行きましたので、円の価値が下落して、相対的にトルコリラの価値が上昇して、利益が乗ってますが、円安が進んだため、スワップの方は金利差が縮まり、1日20円から16円に目減りをしてます。
来週も激しい値動きがなくて、平穏に過ごして欲しいですね。
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