※以下の設問に答えてください。
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第1問
猫の目が暗闇の中でも光のは網膜の裏側に何という反射板があるからか?
- タペタム
- レフタム
- サニタム
- ミラータム
答え=1
猫の目が光る秘密は、眼球の構造にあります。夜行性である猫は、暗闇の中でも物体を確認できるよう、網膜の外側に「タペタム」と呼ばれる、反射板の役割を持った層があります。
第2問
猫の目の説明で正しいのはどれか?
- 血の色の赤は識別できる
- 近視気味
- 動体視力が劣っている
- 人間よりも視野が狭い
答え=2
猫の目は、近視気味で視力は人間の10分の1程、視力0.3程度の近視で、7.5cmより遠いところにあるものはハッキリとは見えません。
第3問
ネコが恐怖を感じた時のヒゲの状態で正しいのはどれか?
- 大きく広げる
- ヒゲの先をふるわせる
- ヒゲが抜ける
- 頬にぴったりつける
答え=4
猫は恐怖や緊張を感じると口元に力が入り、ヒゲが張って頬を沿うように反ります。
第4問
猫の爪について間違っているのはどれか?
- 普段爪はしまっておける構造である
- 爪には血が通っている
- 爪には神経が通っていない
- 爪は内側から新しい爪が生えてくる
答え=3
猫の爪には神経が通っていますので、爪を切るときに浅めに切らなければなりません。
第5問
猫の肉球の説明で間違っているのはどれか?
- 音を消して歩く役割
- 滑り止めの役割
- 肉球の色はピンク色のみ
- 着地時の衝撃を和らげる役割
答え=3
猫の肉球には、乳白、ピンク、あずき、黒、まだらと色々種類があります。
第6問
成猫の平熱は何度か?
- 33.5度~34.9度
- 35.5度~36.9度
- 37.5度~38.9度
- 40.5度~41.9度
答え=3
猫の平熱は37.5度~38.9度と人の平熱に比べて高温です。
猫の平熱の37.5度は、人であれば、発熱してます。
第7問
生後2週間までの子猫の説明で間違っているのはどれか?
- 約2~3時間おきに授乳が必要
- 体温調節ができないため保湿環境が必要
- 体重は生後2週間で300g程度が目安
- 生後まもなくトイレを覚える
答え=4
一般的にトイレを覚えるのに適した時期は生後一ヶ月と言われてます。
第8問
人間と比べて猫は高音、低音どちらの音を聴き取る能力が優れているか?
- 高い音
- 低い音
- どちらも猫の方が優れている
- どちらも人間の方が優れている
答え=1
猫の可聴域は、25Hz~7万8千Hzと高音域を聴き取ることができます。
低音域を聴き取る能力は、人間が得意です。
第9問
猫の舌にあるザラザラとした突起の役割はどれか?
- 味覚を感じる
- 食べ物をすくい上げる
- 水を飲むのに適している
- 歯の汚れをとる
答え=1
猫の舌にあるザラザラとした突起は、糸状乳頭と呼び、食べ物をすくい上げる他、体温調節、肉を骨からそぎ落とすときのスプーンかわりの役割があります。
第10問
目の機能中で、猫より人間の方が優れているのはどれか?
- 視野範囲
- 動体視力
- 色覚能力
- 暗視能力
答え=3
猫の目は錐状体 (すいじょうたい)という視細胞が少なく、色の識別能力は人間よりはるかに劣ります。 そのため猫は赤色を識別できず、暗い黄色と識別していると考えられています。
第11問
一般的な猫が乳歯から永久歯に生え変わる時期はいつ頃か?
- 生後3か月頃
- 生後6か月頃
- 生後9か月頃
- 生後1年頃
答え=1
猫の乳歯は生後3カ月から生え変わってきます。
第12問
猫の臭腺のある部位で間違っているのはどれか?
- 額の両側
- おへそ
- 肉球
- しっぽの付け根
答え=2
おへそには臭腺はありません。
第13問
鼻の下の頬ヒゲが生えたふくらみの部分「ウィスカーパッド」は俗に何と呼ばれているか?
- ヒゲ袋
- 栗袋
- 鼻下袋
- 口横袋
答え=1
ウィスカーとは日本語で「ほおひげ」という意味で和訳すると「ほおひげの生えている部分」ということになります。
第14問
猫の味覚の説明で正しいのはどれか?
- 甘みを感じやすい
- 苦さや酸っぱさに敏感
- 味覚はなくにおいで味を判断している
- 塩辛さに敏感
答え=2
猫の味覚は、塩っぽい、酸っぱい、苦いの3つがあります。甘さは感じません。
特に苦さや酸っぱさに敏感です。
第15問
猫は体長の約何倍跳べるか?
- 体長の約2倍
- 体長の約5倍
- 体長の約10倍
- 体長の約20倍
答え=2
猫のジャンプ力は、猫の体高の約5倍の高さを飛べるほどであると言われています。
猫の平均の体高が25cmから30cmほどなので、5倍の高さとなると1.25m~1.5mほどにもなります。
第16問
猫の前足にしかない肉球の名称で正しいのはどれか?
- 指球
- 手根球
- 掌球
- 足底球
答え=2
手根球は、前足のみに存在する肉球のこと。地面と接することがない位置にあり、手根球の下にある「豆状骨(とうじょうこつ)」を守っているのではないかと考えられています。
第17問
猫が生まれ持ったバランス感覚の能力を何というか?
- 空中体位反射
- 空中回転反射
- 空中方位反射
- 空中立位反射
答え=4
猫は生まれつき三半規管が発達しており、空中で瞬時に上下を把握して態勢を整えることができます。 この能力を空中立位反射と呼びます。
第18問
猫の耳の先に生えている房毛の説明で正しいのはどれか?
- 長さ5ミリから2センチほどの太めの毛
- 強風や雨が耳の中に侵入しないように防ぐ役割
- 2万ヘルツを超えるような超音波を捉える
- 成猫になってから生える
答え=3
耳の先には長さ1~5ミリ程度の「房毛(ふさげ)」が生えています。これは「リンクスティップ」とも呼ばれる毛で、2万ヘルツを超える超音波を捉えるのに役立っています。
第19問
猫の水の飲み方の説明で間違っているのはどれか?
- 口を大きく開けて吸い込むように飲む
- 口をすぼめてすするように飲む
- 高速で舌を動かして飲む
- 水に手をつけてその手をなめる
答え=3
猫は舌先を見ずに触れては高速で引き上げるという動作を繰り返し。
舌に引っ張られて一瞬立つ水柱の先端を口の中に入れて水を飲みます。
1回の動作で飲める水の量は、0.1~2ミリリットルと非常に少ないですが、この動作は、1秒間に3~4回ほど繰り返されてます。
第20問
猫の爪とぎの説明で間違っているのはどれか?
- リラックス効果がある
- 古くなった爪をはがす
- お気に入りの場所ですることが多い
- 前足、後ろ足どちらもする
答え=4
猫の爪がよく伸びるのは前足の爪なので、後ろ足の爪はとぐことはありません。