※以下の設問に答えてください。
解答と解説は、「解答と解説」のボタンを押すと、表示されます。
第1問
猫の住環境作りの説明で間違っているのはどれか?
- 爪とぎ器は、素材や向きなどを変えて複数設置
- 窓は格子戸やネットの取り付け、網戸ロックなど脱走防止対策が必要
- 夏の閉め切った部屋で留守番時に熱中症にならないよう、エアコンで室温を20度以下に設定
- 狭くて暗い隠れ場所を用意
答え=3
短毛か長毛で少し差はありますが、猫が夏の間、快適に過ごせる気温は25〜28度といわれています。
第2問
猫の抱っこの仕方で間違っているのはどれか?
- 首の後ろを優しくつかんで持ち上げる
- 両手を使って、猫の脇の下や下半身を後ろ足ごと支える
- 抱く人の体に密着させて安定感を保つ
- 嫌がる場合はすぐに解放する
答え=1
猫は身体の自由が奪われ、不安定な状態を嫌いますので、抱く時は安定させて安心をさせなければなりません。また、嫌がる場合はすぐに解放しましょう。
第3問
猫同士の鼻キス(あいさつ)の説明で正しいのはどれか?
- 相手を威圧している
- 鼻の感触で敵か味方かを判断している
- 睡眠前のあいさつ
- においを確認して気を許せる相手かを判断している
答え=4
鼻キスは、お互いの鼻のニオイを嗅ぐという行動を示すことで、相手に対して敵対心がないということを表現しています。
第4問
飼い主が新聞を床に広げていると乗ってくる理由で正しいのはどれか?
- 新聞のインクのにおいが好きだから
- 身体の調子が悪いのを飼い主に知らせるため
- 縄張りの確認
- 自分にかまってほしいという気を引くため
答え=4
本文通り
第5問
猫の基本食として推奨されるフードはどれか?
- 一般食
- 総合栄養食
- 療養食
- ねこまんま
答え=4
総合栄養食とは、そのフードとお水だけで健康を維持できる栄養バランスが整ったペットフードです。また、ペットフード公正取引協議会によって基準が設定されており それを満たしたフードが総合栄養食と記載ができます。
第6問
猫の耳そうじに適さない道具はどれか?
- ガーゼ
- コットン
- ペット用のウェットティッシュ
- 綿棒
答え=4
猫の耳そうじは、ペット用のウェットティッシュとイヤークリーナーを使います。
綿棒は、耳の奥に刺さる危険性があるので、使用しないようにしましょう。
第7問
飼い主が出かけている時の一般的な猫についての説明で、間違っているのはどれか?
- 一般的に一匹で留守番することをあまり苦にしない
- 多頭飼いなら猫同士一緒に昼寝したり、じゃれあったりしている
- のんびり自由にくつろいでいる
- 一般的には猫は一匹での留守番に向いてない
答え=4
猫は、単独行動をし、1日の半分以上を寝て過ごすため、1~2日程度、留守番しても問題ありません。
第8問
猫のスプレー行為について正しいのはどれか?
- 去勢前のオス猫だけに見られる行動
- しかってしつけれれば、ある程度直ることが多い
- 去勢手術をすれば必ず直る
- 強烈なにおいがする
答え=4
猫のスプレーとは、濃いおしっこをかけるマーキングです。その臭いは強烈です。
原因としては、自分のなわばりを主張、発情中のメスを引きつけるためのオスの性行動、不安や不満がストレスで行為が発生すると考えられてます。オスの場合は性ホルモンが関係している場合が多いので、去勢手術をすることで大体は防げますが、中には去勢しても変わらない猫もいます。
第9問
猫にとって特に食べさせはいけない危険な食べ物はどれか?
- ジャガイモ
- ダイコン
- 玉ネギ
- ニンジン
答え=3
ネギ類には、有機チオ硫酸化合物という成分が含まれており、猫には消化する酵素がないために中毒症状になります。赤血球のヘモグロビンを酸化させ、溶血を引き起こし貧血や急性腎臓障害を引き起こす可能性があります。また、犬も同様です。
第10問
猫じゃらしの使い方で、猫にとって好ましいものはどれか?
- 絶対にキャッチさせない
- 高い位置のみで動かす
- 危険なのでやらない
- 不規則に動かす
答え=4
猫じゃらしは、ワンパターンだと猫は飽きてしまうので、不規則に動かして楽しませましょう。 また、高くしすぎてキャッチできないのもストレスが溜まりますので、必ずキャッチさせて満足感を与えましょう。
第11問
猫の縄張り意識の説明として間違っているのはどれか?
- 室内で暮らす猫には縄張り意識はない
- 何度も身体をこすりつけてにおいを上書きする
- 縄張り意識はオスに顕著に表れることが多い
- あちこち身体をこすりつけて自分の縄張りを主張する
答え=1
猫は狩猟をして生活していた名残があり、縄張り意識が強い動物です。
そのため、室内猫にも縄張り意識があります。
第12問
猫の去勢、不妊手術の説明で間違っているのはどれか?
- 去勢、不妊手術を受けられる目安は生後8カ月以上、体重2キロ以上
- 手術することで発情期の鳴き声やスプレーなどの行動を抑えられる
- 手術することで生殖器官に関わる特定の病気予防になる
- 手術後は消費カロリーが減少し肥満になりやすい傾向がある
答え=1
去勢、不妊手術を受けられる目安は生後6カ月以上、体重2キロ以上です。
第13問
ユリ、ポインセチア、シクラメンのうち、猫が食べると中毒を引き起こしやすい植物はどれか?
- 3種類すべて
- ユリとポインセチア
- ユリとシクラメン
- ポインセチアとシクラメン
答え=1
ユリ、ポインセチア、シクラメンは、猫に中毒を引き起こしやすいので、置かないようにしましょう。
第14問
猫のブラッシング効果について間違っているのはどれか?
- 被毛を美しく保つ
- 便秘・肥満の防止
- 皮膚病・脱毛症などの早期発見
- 毛球症の予防
答え=2
猫のブラッシングには抜け毛を取る、毛並みを整える、血行を良くするほか、体調チェックもできるなどさまざまな効果があります。便秘・肥満の防止効果はありません。
第15問
老猫の暮らしで正しい配慮はどれか?
- 運動不足にならないように若い頃より遊ぶ時間を増やす
- ブラッシングなどはストレスになるのでしない
- 高い所へ登るための踏み台を増やす
- フードを野菜中心の手作り食に切り替える
答え=3
老猫は体力も落ちて、段差の上り下りが難しくなるので、高い所へ登るための踏み台を増やして負担を減らしましょう。
第16問
猫がしっぽを後ろ足で挟んで隠す行為の説明で正しいのはどれか?
- 相手に対しての恐怖や降参のサイン
- トイレに行きたいサイン
- 体調不良のサイン
- 相手を威嚇しているサイン
答え=1
しっぽを後ろ足で挟んで隠す行為は、萎縮して恐怖や降参、服従といった気持ちであることを示してます。
第17問
猫のトイレ以外での粗相(そそう)について間違っているのはどれか?
- 環境の変化などでのストレス
- 泌尿器や腎臓に病気がある
- トイレの砂や置き場所に対する不満
- 親猫による子猫時代のトイレトレーニングの失敗
答え=4
猫にトイレトレーニングをするのは、飼い主です。親猫は教えません。
第18問
猫との引っ越しの注意点で間違っているのはどれか?
- キャリーケースに入れて安全な場所へ避難させる
- 新居では使い慣れたベッドやトイレを設置する
- 新居に慣れるために隠れる場所など作らない
- 慣れるまでの数日は体調の変化がないかこまめに監視する
答え=3
猫は引っ越しなど環境が変化するとストレスを感じやすい動物です。
新居に慣れるまで、隠れる場所などを確保してあげましょう。
第19問
成猫から飼い始めた時の心構えで正しいのはどれか?
- 猫がしてほしくない行動をしたら体罰でしつける
- 環境に慣れるまで静かに見守る
- 先住猫がいる場合はすぐに仲良くなれるので、猫同士突き合わせてあいさつさせる
- 早く慣れさせるために無理矢理抱っこする
答え=2
成猫から飼い始めた場合は、新しい環境に慣れるまで時間がかかります。
飼い主は猫にとって快適な環境を作り、慣れるまで静かに見守りましょう。
第20問
猫がひなたぼっこする理由で間違っているのはどれか?
- 体温維持のため
- リラックスするため
- ビタミンDを体内で生成するため
- 皮膚や被毛を乾燥させるため
答え=3
かつては紫外線を浴びてビタミンDを生成しているという説がありましたが、近年の研究で否定されてます。