今週の市況観測
11月02日(木)の日経平均株価は、+348円値上がりし、31,949円となりました。
日経平均株価は、先週に、31,000円を割り込みましたが、今週は、32,000に近接してきました。
しかも、先物が、+380円になっているため、来週は、33,000円を奪還できるかもしれません!
NYダウは、+222ドル値上がりし、34,061ドルになりました。
ドル円は、149.381円になりました。
ドル円の範囲は、149円前半~151円後半になります。
変動幅は、±2円でしたので、かなり大きな値動きになりました。
方向としては、円高傾向になりました。
以下、10月20日(金)~11月02日(木)の日経平均株価の推移になります。
今週は、11月03日(金)は、文化の日(国民の祝日)でしたので、4営業日になりました。
値上がりをしたのは、10月31日(火)~11月02日(木)の3日間で、+1,251円値上がりしました。
値下がりは、10月30日(月)のみで、-294円になり、合計、+957円値上がりしました。
先週売られ過ぎていた日本株の買い戻しが入り、あっという間に32,000円近く回復しました。
さて、今週は、10月30日~31日に日銀金融政策決定会合がありました。
いつも気になっているのは、植田日銀総裁に代わってから、金融政策決定会合の修正事項が前日の深夜に漏洩することが多くなっています。
これは、重大な情報漏洩事故だと思いますので、日銀は、漏洩した者と発表した新聞社を厳しく処罰してもらいたものです。
今回は、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の上限を引き上げ1%まで許容する修正でした。
円高になると思いきや、市場は、2016年1月に導入されたマイナス金利政策の撤廃も期待していたらしく、大きな修正でないと受け止められたようで、ドル円が、一時的に152円近くまで円安が進みました。
しかし、11月3日(金)に米雇用統計が発表された結果、予想以上に伸びが鈍化し、失業率が上昇したことにより、次回のFOMC(連邦公開市場委員会)では、利上げを停止する確率が高まり、150円を割れましたが、これは一時的なもので、財務省、日銀も円安の対策を何もしなければ、半年以内に、ドル円は、200円台になりそうです。
また、ドル円150円になった背景としては、為替介入期待からドル円の売りポジションを持つFX投資家や日本株の※ヘッジ取引をしている海外投資家が多いことが考えられます。
ヘッジ取引
現在保有しているか又は将来保有する予定のある現物の価格変動リスクを回避又は軽減するために、先物・オプション取引において現物と反対のポジションをとる取引をヘッジ取引といいます。
ヘッジ取引には、現物を保有している場合に先物の売付けを行う売りヘッジ、将来現物を保有する予定のある場合に先物の買付けを行う買いヘッジの2種類があります。
例えば、保有する現物株やファンドが今後値下がりしそうだと判断した場合、先物を売り建てるか、プットオプションを買い建てます。
予想どおり値下がりした場合、保有する現物株やファンドは損失が発生しますが、先物を買い戻すあるいはオプションの反対売買を行うことで利益が得られるため損失分をカバーすることができます。
一方、現物株が将来値上がりしそうなので取得したい場合、予め先物を買い建てるまたはコール・オプションを買い建て、相場が上昇した段階で先物を売るあるいはコール・オプションを反対売買することによって得た利益を現物株の取得に充てることができます。
日本取引所グループ 用語集
投資結果
FX (外国為替証拠金取引)
今週は、メキシコペソ円が上昇したため、買い2枚を決済できました。
スワップポイントでの損失を減らすために、トルコリラ円の買い10枚とカナダ円の買い1枚を持ちました。
確実に損失は減少してますので、スワップポイントを貯めて、評価損益合計がプラスになるだけです。
現在、評価損益は、-123,810円、スワップポイントは、+60,279円で、-63,531円になりました。
株式投資
今週は、10月30(月)~10月31日(火)、11月02日(木)の3日間で、含み益がある日本株(合計5銘柄)を売りました。
10月30日(月)
日本株を売りました。
売却銘柄は以下の通りです。
- 福島銀行
- 日本電信電話
2銘柄売却。
10月31日(火)
- 住友ベークライト
1銘柄売却。
11月02日(木)
- テクノ菱和
- キーコーヒー
2銘柄売却。
実現損益合計は、+11,046円になりました。
日本株を買いました。
追加銘柄は、以下の通りです。
- E・Jホールディングス
- イオンモール
先週より、-23,087円含み損が増え、-67,656円です。
来週は、少しでも含み損が減ることを期待してます。
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