2022年9月10日(土)投資結果

Investment

今週の市況観測

先週は、日本の財務大臣や日銀総裁が、急激な円安に歯止めをかけようとして、口先介入がありましたね。

9月8日(木)の財務省・金融庁・日銀の会合では、「急速な円安の進行が見られ、憂慮している」と為替市場の動向に関する声明文をだしましたが、1ドル=144円の円安の流れは止まりませんでした。

そして、9月9日(金)に黒田日銀総裁が、岸田文雄首相との会談後に「為替の急激な変動は好ましくない」と発言した後、円安の流れが変わり円高になりました。
その結果、144円台から141.586円まで3円円高になりました。

この急激な円高でドル円を売りで持っていた人は一安心したでしょうが、流れは一時的で、為替相場が終了するときには、142.646円まで戻りました。

ドル高円安については、米国も容認しており、財務省ができる為替介入をしたとしても、限界があるために何もできないでしょう。本質的に、このドル高円安については、欧米の中央銀行がインフレを抑え込むために、金利を上げていることが原因です。

日本も金利を上げれば、円安から円高になるのでしょうが、日本は、1989年のバブル崩壊から2000年代の金融危機にて、金利をほぼ、0%に下げてしまい。

さらに、2013年からアベノミクスが始まり、黒田日銀総裁が、異次元金融緩和にて、無制限に金融機関が持っているの国債を買い上げて、お金と交換する。いわゆる、買いオペをすることで、市場に潤沢に資金を増やしました。

その結果、国債の10年物金利は、下がり、0.2%まで下がりました。

投機筋などが、日本国債を売って金利を上げようとすると、日銀は、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を発動させ、無制限に国債を買い入れ0.25%までに抑え込むために、金利を上げさせないように介入してます。

もし、日銀が金融緩和を縮小すれば、金利は上がり、再び円高になるのでしょうが、国債の10年物金利は、銀行の融資、住宅ローンなどのお金を借入をするときの金利と関係しているので、金利が上がれば、会社や個人は、お金を借りにくくなり、自転車操業で経営したり、生活している人は破綻してしまうので、なかなか、金利を上げられないのが現状です。

投資結果

FX (外国為替証拠金取引)

今週は、先週からの144円前半から後半の円安の影響を受けて、トルコリラ円が上昇して、プラスになりましたが、9月9日(金)に黒田日銀総裁の発言から、円安から円高の流れになったので、一度、すべてのポジションをクローズさせて、利益確定をしました。

その後、円安に振れることを見越して、ドル円を1枚買い、5,070円でクローズをして、合計58,830円の利益確定ができました。

その後、トルコリラ円を10枚買いました。

来週は、5枚ずつ買って、25枚にして、1日500円もらえる計算でスワップの運用を安定させようと思います。

利益確定したので、証拠金維持率も1729%と高い水準を維持できてます。
この調子でなるべく放置で維持していきたいと思います。

免責事項

  • 本ブログの内容において、正当性を保証するものではありません。
  • 本ブログを利用して損失を被った場合でも一切の責任を負いません。
  • 期限付き内容を含んでおり、ご自身で問題ないことを確認してください。
  • 最終的な決定は、ご自身の判断 (自己責任)でお願い致します。
タイトルとURLをコピーしました