Viについて
Linuxを含むUnixベースのOSで利用できるテキストエディタです。
Linuxにはプリインストールされているため、スタンダードなエディタとなっています。
vi（ヴィーアイ）は、Emacsと共にUNIX環境で使用されるテキストエディタ。
ビル・ジョイによって開発されました。名の由来は「visual editor」ないし「visual interface」とされています。
viエディタの基本的な使い方
viには入力モードとコマンドモードがあって、viを開いた直後は、コマンドモードになってます。
入力モードは、文字入力に使用します。コマンドモードから入力モードに移行するには、
最初に、iを入力すればよいです。
逆に、入力モードからコマンドモードに移行するときは、Escキーを選択します。
コマンドモードは、主に保存や終了をする場合に使用します。
入力モードのキーの一覧
i
現在のカーソル位置に文字を挿入します。
R
現在のカーソル位置から文字を上書きします。
O（大文字）
現在のカーソル行の前の行に行を挿入します。
o（小文字）
現在のカーソル行の次の行に行を挿入します。
コマンドモードのキー一覧
x
１文字削除します。
dw
一単語削除します。
D
行末まで削除
:.,$d
カーソル行からファイルの末尾まで削除します。
:set number
行数を表示させます。
/キーワード
キーワードを検索します。（下方向へ）
?キーワード
キーワードを検索します。（上方向へ）
yy
１行コピーしクリップボードへ格納します。
dd
１行切り取りしクリップボードへ格納、または１行削除します。
p
クリップボードの内容をカーソル行の下の行に貼り付けします。
q
ファイルを閉じます。もし、変更があった場合はメッセージが表示され、閉じることができません。
:q!
ファイルを閉じます。もし、変更があった場合は変更を破棄します。
:w
ファイルを保存します。viは終了しません。
:wq
ファイルを保存しviを終了します。
