Red Hat Enterprise Linux 8.4をインストールをする手順を記載します。
本環境は、Hyper-Vを使用して仮想マシンを作成後、Red Hat Enterprise Linux 8.4をインストールをします。
Red Hat Enterprise Linux 8.4インストール手順
言語設定
Red Hat Enterprise Linux 8.4を選択して、Enterを押下します。
その後、言語設定が表示されますので、言語を選択します。
ここでは、日本語を選択してます。選択後、続行をクリックします。
次にインストール概要が表示されます。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-1-1-1024x767.png)
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-2-1024x764.png)
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-3-1024x764.png)
時刻と日付の設定
時刻と日付を選択します。地図に表示されている国を選択して、時刻を設定します。
ここでは、日本を選択してます。選択後、完了をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-4-1024x761.png)
ソフトウェアの選択
インストール概要にて、ソフトウェアの選択をクリックします。
ここでは、ベース環境とソフトウェアを選択できます。
サーバー(GUI)は、グラフィックインタフェースありで、サーバーは文字入力(CUI)のみです。
ここでは、サーバー(GUI)を選択し、ソフトウェアは開発ツールを選択します。
選択後、完了をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-5-1024x733.png)
インストール先
インストール概要にて、インストール先をクリックするとインストール先のディスクを確認できます。
デフォルト設定では自動的にマウントポイントが生成されます。
今回は、変更をしたい場合として説明します。
まず、カスタムを選択します。選択したら、完了をクリックします。
※変更をせずにデフォルト設定でいいのであれば、設定は不要になります。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-6-1024x765.png)
マウントポイントを変更したい場合は、ここをクリックすると自動的に作成します。を選択します。
また、パーティション設定の変更も、新しいマウントポイントに次のパーティション設定スキームを使用する。から選択することができます。
ここでは、デフォルト設定のままで、LVM (Logical Volume Management)になっています。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-7-1024x774.png)
例えば、マウントポイント/homeを10GiB作成したい場合は、/を選択して、46.34GiB→36.34GiBにして、10GiBを差し引きます。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-8-1024x765.png)
その後、「+」をクリックして追加します。新規マウントポイントの追加が表示されます。
マウントポイント:/home
要求される容量:10GiB
マウントポイントの追加をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-9-1024x763.png)
/homeが追加されました。削除する場合は、「-」をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-10-1024x765.png)
パーティション設定を変更した場合は完了をクリックします。
変更の概要が表示されるので、変更を許可するをクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-11-1024x764.png)
ネットワークとホスト名
ネットワークの設定をしたい場合は、インストール概要にて、ネットワークとホスト名の選択をクリックします。ネットワークとホスト名が表示されるので、設定をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-12-1024x755.png)
DHCPを利用する場合は、そのままで、手動でIP設定をする場合は、IPv4→手動を選択します。
アドレスにて、追加をクリックします。例として以下の設定します。
※ご自分のアドレスを設定してください。
アドレス:192.168.0.30
ネットマスク:255.255.255.0
ゲートウェイ:192.168.0.1
DNSサーバー:8.8.8.8,8.8.4.4(GoogleのDNSサーバーアドレス)
設定後、保存をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-13-1024x711.png)
Ethernet (eth0)のスイッチをオンにします。問題ない場合は、接続済みになります。
完了をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-14-1024x768.png)
root パスワード
インストール概要にて、root パスワードの選択をクリックします。
rootパスワードと確認パスワードを入力したら、完了をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-15-1024x747.png)
ユーザーの作成
インストール概要にて、ユーザーの作成をクリックします。
ユーザーに管理者権限を与えたい場合は、このユーザーを管理者にするにチェックを入れます。
ユーザーのパスワードと確認パスワードを入力したら、完了をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-16-1024x773.png)
インストール概要にて、インストールの開始をクリックします。
インストールマシンのスペックによって、完了時間は異なります。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-17-1024x729.png)
完了後、再起動を実施します。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-18-1024x732.png)
再起動後、初期セットアップが表示されます。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-19-1024x768.png)
ライセンス情報
初期セットアップにて、ライセンス情報をクリックします。
ライセンス規約に同意します。にチェックを入れます。
完了をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-20-1024x762.png)
Subscription Manager
Subscription ManagerにRed Hat Customer Portalにて作成したIDを登録しないとyum などのコンテンツ管理ツールが使用できなくなるので、登録します。
初期セットアップにて、Subscription Managerをクリックします。
ログインID、パスワードを入力後、登録をクリックします。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-21-1024x754.png)
登録が完了したら、サブスクリプションの確認が表示されますので、登録されたことを確認して、完了をクリックします。以上で、インストールと初期セットアップは完了です。
![](https://masaya-tech.com/wp-content/uploads/2021/05/RHEL-install-22-1024x754.png)