前書き
- 主に私用、業務で使用している有用なフリーソフトを記載します。
- こちらのソフトウェアはフリーソフトですが、高機能で一般的に使用されております。
ターミナルソフト
Tera Term
ネットワーク機器に使用するばかりではなく、Unix、Linuxサーバの接続にも利用されます。
Tera Termは、寺西 高氏により開発されたリモートログオンクライアントです。
PuTTY
Simon Tatham氏がMIT Licenceで開発·公開している、オープンソースの端末エミュレータソフトウェアです。sshプロトコルだけでなく、telnetやrlogin、シリアルポート通信などにも対応しています。
日本ではTera Termが一般的ですが、海外では、PuTTYが使用されています。
パケットキャプチャソフト
Wireshark
指定したネットワークインターフェイス上を通過するネットワークパケットをキャプチャして分析するツールです。
ネットワーク上の不正な通信を解析したり、通信不具合を調査するのに主に使用されます。
元はEtherealと呼ばれていましたが、命名した開発者が開発元から離任したことから、商標権の問題があり、2006年にWiresharkに名称が変更された経緯があります。
ネットワーク通信試験ソフト
ExPing
複数のネットワーク機器や端末のネットワーク疎通確認でよく使用されるソフトです。
ICMPのpingだけでなく、TCPのtracerouteの疎通確認が行えます。
中規模の企業ネットワークの運用、保守で使用されている例が多いです。
Nana
ネットワーク機器の通信能力(スループット)を計測する場合に使用されます。
エンドツーエンド間でのTCP/UDPポートを指定しての疎通確認が可能です。
FTPクライアントソフト
WinSCP
オープンソースで開発されているFTP/SFTP/SCPクライアントソフト。
SFTP/SCPのSSHを利用する安全性の高い接続プロトコルにも対応していてセキュリティが高いので、多く有用されます。
FFFTP
1997年に曽田純によって開発されたFTPクライアントソフトウェアです。
漢字などのマルチバイト文字を名前に含むファイルを扱えるのが特徴で、日本語版と英語版が公開されています。
作者による開発は2011年8月31日をもって終了しましたが、その後は有志によるオープンソースでの開発が続けられています。
分かりやすいGUIで操作しやすい半面、安全性の高い接続プロトコルに対応していないので、脆弱性が指摘されたこともあり、セキュリティが厳しい企業は禁止されているところもあります。
DFツール
DFとは、differenceの略称のことで、その意味の通り差分を確認するためのツールです。
ネットワーク機器の設定変更をするときに、その設定が想定された通りになっているかの確認するために利用されます。
WinMerge
WinMergeは、複数のファイルやフォルダを比較して、差分を確認することができます。
主な特徴は、カラー表示のカスタマイズ、CSV・タブ区切り・HTML・XMLでのレポート生成し保存ができます。また、プラグインの追加によりワードやエクセルなどのオフィスファイルの比較する等、豊富な機能を備えています。
DF
軽くて、比較する2つテキストファイルをアプリにドラッグアンドドロップするだけで、差分を確認することができ簡単に操作ができます。テキストファイルを単純に比較するときにはとても有用です。