Cisco機器 TFTPサーバの設定

Network

CiscoのIOSをバックアップ / バージョンアップするには、以下の条件が必要になります。

※IOS(Internetwork Operating System)とは、シスコシステムズ社製のほとんどのルータとスイッチで使用されているソフトウェアです。

  • IPネットワーク環境
  • TFTPサーバ(PC上のTFTPソフト)
  • バージョンアップ用のIOSイメージファイル

IPネットワーク環境の準備

スイッチに管理用IPアドレスを設定し、TFTPサーバをIPネットワーク環境に設置します。

管理用IPアドレス設定については、以下を参考してください。

TFTPサーバの準備

ServaのTFTPサーバ機能を使用します。

ダウンロードと設定方法は、以下を参照してください。

USBメモリーに入れて使える、超軽量なHTTP / FTP / TFTP / DHCP / DNS / SNTP / SYSLOGサーバーソフト「Serva」
USBメモリーに入れて使える、超軽量なHTTP / FTP / TFTP / DHCP / DNS / SNTP / SYSLOGサーバーソフト「Serva」の評価とレビュー、ダウンロードや使い方を解説します。関連ファイルを合わせてもサイズ...
事前にIOS用のフォルダをPCに作成しておきます。
ServaをCommunityモードで起動させます。
起動させて、上部ツールバーを右クリック→「Setting」を選択します。
以下の設定します。
  1. TFTPタブを選択します。

  2. Service Up/Downにて、TFTP Serverにチェックを入れます。

  3. TFTP Server IP addressにて、Bind TFTP to this addressにチェックを入れて、Cisco機器のIPアドレスを入力します。ここでは、Cisco機器のIPアドレスは、192.168.0.253としてます。

  4. TFTP Server root directoryにて、「Browse」を選択して、保存するディレクトリを選択します。ここではデスクトップの「Cisco」というファイルをルートディレクトリに指定してます。

  5. TFTP Securityにて、Noneを選択します。

  6. 「OK」を選択して、設定が完了です。

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