インターフェースのカウンタとは、Ciscoルータのそれぞれのインターフェースが保持しているパケット転送バイト数やエラーカウンタ値などの累積値です。
ネットワーク障害対応の際は、show interfaceコマンドを使用して、関連するインターフェースのパケット転送バイト数やエラータウンタ数などの情報を確認します。
ここで注意することは、show interfaceコマンドで出力される各種カウンタ値は、過去の累積値だということです。
そこで、インターフェースのカウンタをクリアするコマンドを使用して、カウンタの値を0にしてから、情報収集をすることで、障害解析をしやすくします。
インターフェースのカウンタをクリア
Router# clear counter [インターフェース]
インターフェース:インタフェースを指定すると、特定のインタフェースのカウントをクリアすることができます。
指定しない場合は、すべてのインターフェーのカウンタをクリアします。
コマンドモード:特権モード。
コマンドリリース:10.0以降にサポート。