今週の市況観測
3月14日(金)の日経平均株価は、+263円値上がりし、37,053円となりました。
NYダウは、+674ドル値上がりし、41,488ドルになりました。
ドル円は、148.579円になりました。
ドル円の範囲は、146円後半~149円前半になります。
変動幅は、±3円でしたので、大きな値動きになりました。
方向としては、円安傾向になりました。
以下、2月28日(金)~3月14日(金)の日経平均株価の推移になります。
今週、値下がりをしたのは、3月11日(火)、3月13日(木)の2日間で、-264円でした。
値上がりしたのは、3月10日(月)、3月12日(水)、3月14日(金)の3日間で、+429円になり、合計+165円になりました。
今週の日経平均株価は、小幅な値上がりで終わりました。
この値上がりは、円安になったことによるものです。
さて、日銀金融政策決定会合が、3月18日(火)~3月19日(水)に開催されますが、利上げは見送るでしょう。
理由としては、3月10日(月)に、長期金利(新発10年債利回り)は1.575%になり、今後の国債価格が下落するリスクがあるため国内の金融機関が入札を手控える動きが出たことが挙げられます。
利上げ見送りにより、ドル円は、円安方向になるでしょう。
そして、1974年にニューヨーク商品取引所で金先物取引が開始して以来、金価格1オンス=3,000ドルを突破しました!!
金がここまで上昇しているのは、世界的な経済不安と投資家のリスク回避姿勢の高まりです。
具体的な理由として以下が考えられます。
- 貿易戦争による経済不安
アメリカのドナルド・トランプ大統領が推進する貿易戦争が、世界経済の成長に対する懸念を引き起こしたことにより、投資家は安全資産である金への投資を増やしています。 - インフレと景気減速の懸念
貿易摩擦がインフレを促進し、経済成長を鈍化させる可能性があるとの懸念が広がっていることから、投資家は金などの安全資産に資金を移しています。 - 中央銀行による金の購入
先進国の中央銀行が、外貨準備の多様化を図るために金の購入を増やしていることから金価格の上昇を支える一因となっています。
以上のことが考えられますが、金価格の上昇している根本的な原因は、2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが発生したことにより、世界中の政府、中央銀行が大規模な財政出動、金融緩和を実施しました。
約2500~3000兆円の途方もない量の通貨を発行し、市場に供給したことにより、通貨の価値が希薄化した結果、物価が上昇し、急激なインフレが発生しました。
また、地政学リスクでは、アメリカがウクライナの鉱物資源の権益と引き換えにロシアとウクライナ戦争の終結の仲介をしようとしてますが、日米欧のロシアへの経済制裁の完全解除、ウクライナの領土はロシアの占領地域は編入、さらに賠償金は無しのロシア有利の終結しかありえませんので、今後も戦争は継続するでしょう。
今後、金価格は、インフレと地政学リスクが同時に継続する限り上昇し続けるでしょう。
投資結果
FX (外国為替証拠金取引)
今週のトルコリラ円は好調でした。
スワップポイントも貯まり、ドル円が円安方向に動いたため証拠金維持率が回復しました。
現在、評価損益は、-38,250円、スワップポイントは、+25,135円で、-13,115円になりました。
来週も、ドル円が円安になって、さらに含み損が減ってくれることを期待します。
株式投資
日本株を買いました。
新規銘柄は、以下の通りです。
- 三菱重工業
- セブン銀行
- スクウェア・エニックス・HD
既存銘柄の買い増しは、以下の通りです。
- ブリヂストン
- ゆうちょ銀行
- 丸井グループ
- ベルーナ
先週より、+32,159円含み損が減り、-281,537円です。
ようやく、含み損-30万割れました!!
来週も、含み損が減ることを期待してます。
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