今週の市況観測
1月31日(金)の日経平均株価は、+58円値上がりし、39,572円となりました。
NYダウは、-337ドル値下がりし、44,544ドルになりました。
ドル円は、155.189円になりました。
ドル円の範囲は、153円後半~155円後半になります。
変動幅は、±2円でしたので、やや大きな値動きになりました。
方向としては、円高傾向になりました。
以下、1月17日(金)~1月31日(金)の日経平均株価の推移になります。
今週、値下がりをしたのは、1月27日(月)~1月28日(火)の連続2日間で、-914円でした。
値上がりしたのは、1月29日(水)~1月31(金)の連続3日間で、+554円になり、合計 –360円になりました。
日経平均株価が、1月27日(月)~1月28日(火)の連続2日間値下がりして、-914円になったのは、半導体関連銘柄が大きく下がったことが影響しています。
その発端になったのは、中国が作成したDeepSeekという生成AIモデルの開発になります。
現在、OpenAI社のChatGPTが有名ですが、生成AIの開発費は、数百億円と莫大な費用がかかります。
さらに、継続的に生成AIの環境を提供するデータセンターの運用・保守費用もかかります。
しかし、DeepSeekは、その100分の1の約8億円程度の開発費で作成したこと、生成AIの基盤となる半導体については、OpenAIは、「H100」など先端GPUを最低でも何万個を使用していますが、エヌビディア製の「H800」と呼ばれる型落ちのGPUを2048個使用しただけで、OpenAI製の「GPT-4o」や「o1」などトップ製品とほぼ同じ性能の生成AIを開発しました。
これらのことから、安い費用で生成AIモデルを開発でき、費用の高い先端半導体を数万個使用しなくても、型落ちの半導体を数千個使用しても同等の性能を出せるということで、エヌビディア株は、1月27日(月)に17%下落し、なんと!1日で時価総額5890億ドル(約91兆円)が吹き飛んでしまいました。
しかし、DeepSeekについては、検索情報や個人情報が中国のサーバーで管理されること、中国政府の都合の悪い事は、回答しないという問題点があるため、利用するユーザー数は限定されるでしょう。
投資結果
株式投資
新規銘柄は、以下の通りです。
- 任天堂
- 高島
- 丸井グループ
既存銘柄の買い増しは、以下の通りです。
- 京セラ
- 京三製作所
- かんぽ生命保険
- ゆうちょ銀行
- 川崎汽船
先週より、+35,909円含み損が減り、-390,186円です。
先週、含み損 –40万を割れることを期待してましたが、割れましたので良かったです!!
この調子で来週も含み損が減ることを期待してます。
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