今週の市況観測
5月12日（金）の日経平均株価は、+261円値上がりし、29,388円となり、29,000円台が定着しました。
さらに、日経平均株価先物は、+182円になっており、来週は、いよいよ30,000円が見えて来ました！
NYダウは、-8ドル値下がりし、33,300ドルになりました。
ドル円は、135.704円になりました。
ドル円の範囲は、133円後半～135円後半になります。
変動幅は、±2円でしたので、値動きは安定してきました。
方向としては、円安傾向になりました。
5月の第一週は、アメリカの地銀連鎖破綻の懸念がありましたが、政府とFRBが協力して対応したおかげで、収まってきています。
また、債務上限引き上げ問題においては、上院は、民主党、下院は共和国が多数派のため、議会がねじれて債務上限についてなかなか合意できないこともあり、6月1日にデフォルト（債務不履行）するのではないかと言われていましたが、これは、恒例行事みたいなもので、直前に合意されて、債務上限を引き上げられるでしょう。
そもそも、世界の基軸通貨がドルで、理論上、インフレを考慮しなければ、政府は、国債を無限に発行してFRBがドルを発行することが可能なので、デフォルトすることは、不可能です。
もし、デフォルト確定してしまうと、インフレで国民が苦しんでいる最中、アメリカの地銀が連鎖破綻してしまい、経済に深刻な損害を与えることになるでしょう。
話は変わりますが、個人的に注目している直近のイベントしては、5月14日（日）に行われるトルコ大統領選挙です。
トルコは、2003年からエルドアン大統領が就任後、金利は悪だということで、近代経済学を無視した通貨政策を推進したせいで、慢性的なインフレが起こりました。
そして、2020年から新型コロナウィルスの影響で、先進国が天文学的なお金の量を発行したことにより、さらにインフレが加速してしまい2023年では、インフレ率は、50％になっています。
また、トルコリラ円は、2007年では、1トルコリラ＝90円でしたが、2023年5月では、1トルコリラ＝6円になっており、この16年間で、なんと！84円も下がってしまいました。
1枚の証拠金も他の通貨と比較して安いのと買いのスワップ金利が高いので、日本では人気がある通貨ですが、トルコリラを買いで保持した投資家は、100％負けている通貨になります。
しかし、この悪夢ももうすぐで終わると思います。
結論から言うと、エルドアン大統領は、国民の支持を失っている状態であるので、次の選挙では、再選されないと思うからです。
理由としては、トルコでは、エルドアン政権の間、高インフレで大不況になっており、国民の不満は高い状態でしたが、さらに追い打ちを掛けたのは、2月6日（月）にトルコとシリアの国境付近で、マグニチュード7.8の大地震が発生により、震災後の対応や地震対策について、政府に国民の不満が噴出しており、エルドアン大統領に再選は、厳しいと思います。
もし、そうなれば、大統領が交代して、正常な金融政策を実施するようになるので、トルコリラ円は、確実に上がるでしょう。
投資結果
FX (外国為替証拠金取引)
今週も順調に利益を積み上げることができました！
5月14日（日）のトルコ大統領選挙にて、エルドアン大統領が再選しないことを予測して、トルコリラ円を10枚買いました。
現在、評価損益は、+22,600円、スワップポイントは、+3,410円で、+26,010円になりました。
来週も、コツコツと利益を伸ばしていきたいと思います。
株式投資
日本株を売りました。
売却銘柄は以下の通りです。
- 九州リースサービス
- 商船三井
実現損益合計は、＋59,200円になりました。
商船三井は、2024年の業績予想が悪化することにより、1株当たりの配当が、560円→180円にされたのと、海運株が下がり基調なので、利が乗っている間に売却しました。
九州リースサービスは、利が乗っていて、株主優待の権利確定日が3月末日なので、売却しましたが、また権利確定日が近くなったら、買い戻そうと思います。
日本株を買いました。
追加銘柄は、以下の通りです。
- メディカルネット
- 三機サービス
既存銘柄の買い増しは、以下の通りです。
- ヤマト インターナショナル
保有銘柄を売却したので、先週より、–26,361円、含み益が減り、＋142,225円です。
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