Catalystスイッチ 管理用VLANの設定

Network

Catalystスイッチは、SVI(Switch Virtual Interface)という、仮想インタフェースが用意されています。この仮想インタフェースを管理用VLANとしてIPを設定することにより、TelnetやSSHでリモートログインをしたり、PingやTracerouteを使用した管理作業ができるようになります。

管理用VLAN設定の書式

Switch(config)# interface vlan [VLAN番号]
Switch(config-if)# ip address [IPアドレス] [サブネットマスク]
Switch(config-if)# no shutdown

コマンドモード:グローバルコンフィグレーションモード。

コマンドリリース:12.0以降にサポート。

設定例

VLAN1に、管理用IPアドレス192.168.0.253を設定してます。また、物理スイッチポートは、通常は、ポートを有効するコマンド「no shutdown」は不要ですが、SVIには、「no shutdown」は必要です。

Switch# configure terminal
Switch(config)# interface vlan 1
Switch(config-if)# ip address 192.168.0.253 255.255.255.0
Switch(config-if)# no shutdown

管理用VLANに最低1つでもネットワーク機器もしくはPC端末等が接続してないと、SVIのインタフェースのラインプロトコル表示がdown状態になります。

この管理用VLANの設定は、Catalystスイッチには必須の設定です。

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