※以下の設問に答えてください。
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第1問
短尾・中尾の猫の特徴で間違っているのはどれか?
- 遺伝的な要素で生まれる
- 突然変異が原因で生まれる
- しっぽの骨の数は長尾の猫と同じ
- 長崎県に多い
答え=3
長尾の猫の骨の数は、約18〜23個、短尾の猫の骨の数は、約2〜10個(またはそれ以下)になります。
第2問
猫の瞳の色を決める要素は何の量で決まるか?
- フラボノイド色素
- カロテノイド色素
- メラニン色素
- クロロフィル色素
答え=3
瞳の色を決める要素は、メラニン色素の量で決まります。
第3問
ストレスが大きく関与している病気はどれか?
- 突発性膀胱炎
- 慢性腎臓病
- 肥大型心筋症
- 歯周病
答え=1
突発性膀胱炎は、猫の生活環境に大きな変化があったり、トイレが汚れていたりする場合は、強いストレスがかかり、発症が多くなることがあります。
第4問
猫のスプレー行動の対策として間違っているのはどれか?
- スプレーする場所で食事をさせる
- スプレーした場所に猫の頭をこすりつけて叱る
- 遊びやスキンシップで欲求不満を解消させる
- 不安を取り除くサプリメントを飲ませる
答え=2
スプレー行動は、主にストレスが大きく関与しますので、ストレスの元を取り除かなければなりません。
第5問
縄張り性攻撃行動の説明として間違っているのはどれか?
- 自分の縄張りに近づいてくる猫を追い払うための攻撃
- オス猫に現れやすい
- 屋外で生活している猫でよく見られる
- 室内で生活している猫には見られない
答え=4
室内で生活している猫の縄張りは、室内になりますので、縄張り性攻撃行動は見られます。
第6問
太った猫への暮らしの配慮で間違っているのはどれか?
- 好奇心を刺激して運動させる工夫が必要
- 飛び上がる高さなどは、一般的に普通サイズの猫の2割減を目安に寸法を設定する
- 標準体型に使づけるために、特別な配慮はしないほうがいい
- 太った猫がすべて運動能力が低いわけではないが、事故がないように対処する
答え=2
猫が高所に移動する際のステップボックスは、標準猫であれば、40㎝の高さですが、太猫であれば、2割減の32cmを目安に寸法を設定します。
第7問
フィラリア症について間違っているのはどれか?
- ノミを介してフィラリアの幼虫が体内に入る
- 成虫は肺や心臓の血管に寄生する
- 犬だけではなく猫にも見られる
- 症状は咳や呼吸困難、食欲不振、体重減少がある
答え=1
フィラリア症は、フィラリアを持っている蚊に刺されることで、フィラリアの幼虫が体内に入ります。
第8問
猫のおしっこについて間違っているのはどれか?
- においがなくなるのは慢性腎臓病や糖尿病のサインである
- 細菌性の膀胱炎にかかるとおしっこのにおいが強くなる
- オレンジ色のおしっこは肝不全の疑いがある
- 健康なおしっこは無色透明である
答え=4
健康なおしっこは薄い黄色になります。
第9問
下部尿路とは猫の身体のどこの部分を指しているか?
- 腎臓から尿道
- 腎臓から尿管
- 尿管から膀胱
- 膀胱から尿道
答え=4
下部尿路とは膀胱から尿道を指します。
第10問
猫免疫不全ウイルス感染症の俗称はどれか?
- 猫パルボ
- 猫カリシ
- 猫エイズ
- 猫テンバー
答え=3
猫免疫不全ウイルス感染症の俗称は猫エイズと言います。
第11問
猫の甲状腺機能亢進症について間違っているのはどれか?
- 甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気
- 7歳以下の猫に多く見られる
- 食欲が旺盛になる
- 体重が減少する
答え=2
猫の甲状腺機能亢進症は7歳以上の猫でよく見られる疾患です。
第12問
傷口などから皮下に膿が溜まる皮下腫瘍の別名はどれか?
- アブセス
- サクセス
- アクセク
- カサブタ
答え=1
傷口などから皮下に膿が溜まる皮下腫瘍の別名はアブセスと言います。
第13問
猫のうんちが白っぽい時、原因として考えられるのはどれか?
- 大量の回虫が腸内に寄生
- 胃や十二指腸からの出血
- 膵臓や胆嚢の異常による胆汁不足
- 牛乳の飲み過ぎ
答え=3
膵臓や胆嚢の異常による胆汁不足により茶色にならず白っぽくなります。
第14問
猫の投薬のコツとして間違っているのはどれか?
- 錠剤は飲み込みやすくなるように頭を下に向ける
- 粉薬はペースト状のフードに練り込んで食べさせたり、上顎に塗り付けたりする
- 点耳薬を入れた後、耳の付け根を軽くもんで全体に行き渡らせる
- 点眼薬や点耳薬は容器を手で握って軽く温める
答え=1
錠剤は飲み込みやすくなるように犬歯の間に指をかけ、頭を少し上に向かせて口を開かせます。
第15問
猫のやけどの応急処置として適切でないものはどれか?
- 濡らしたタオルの上から氷や保冷剤などを当てて冷やす
- 薬品によるやけどは水に洗い流してから冷やす
- 冷やしながら動物病院へ連れていく
- 炎症がひどくならないように患部に軟膏を塗る
答え=4
軟膏を塗ると逆効果になることがあるので、患部を冷やして病院に行きましょう。
第16問
肛門嚢に分泌物が溜まりすぎて炎症が起こると見られる特徴的なしぐさはどれか?
- しっぽを激しく振る
- うんちをする時、トイレの縁に足を掛ける
- お尻を床にこすりつける
- 床に背中をつけて転げ回る
答え=3
肛門嚢に分泌物が溜まりすぎて炎症が起こると痒みが出るため頻繫にお尻を床にこすりつけるしぐさをします。
第17問
猫の寿命が延びた原因ではないものはどれか?
- ペットに対する法律の整備
- キャットフードの普及による栄養状態の向上
- 室内飼いの普及
- 獣医療の発達
答え=1
ペットに対する法律の整備は、猫の寿命が延びた直接的な原因ではありません。
第18問
高齢猫のチェックポイントに入らないものはどれか?
- 飲む水の量とおしっこの回数
- 食欲と体重
- スプレー行為
- 歩き方
答え=1
高齢猫でもスプレー行為はしますので、チェックポイントに入りません。
第19問
一般的な猫が身の危険を回避するための逃亡準備に必要な距離はどれか?
- 約0.8m前後
- 約1.2m前後
- 約1.8m前後
- 約2.0m前後
答え=4
猫の逃亡距離は、約2.0m前後です。
第20問
チョコレートなどに含まれる成分で猫が食べると中毒を起こす危険があるものはどれか?
- ミオグロビン
- カカオロジン
- アスパラギン
- テオブロミン
答え=4
チョコレートの原材料であるカカオには、テオブロミンという成分が含まれています。
カカオの苦味の主成分であり、人間においてはリラックス効果などが期待できます。
しかし、猫は人間に比べてテオブロミンの代謝スピードが非常に遅く、体内に蓄積されてしまうため、中毒が起こります。
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