※以下の設問に答えてください。
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第1問
「恋猫の眼ばかりに痩せにけり」という俳句を詠んだ作者はだれか?
- 夏目漱石
- 松尾芭蕉
- 小林一茶
- 正岡子規
答え=1
「恋猫の眼ばかりに痩せにけり」という俳句は、明治40年に夏目漱石が詠みました。
俳句にある恋猫は、発情期の猫、恋をしている猫のことで、春の季語です。
第2問
「物事の解決にはその場しのぎの対策ではなく、根本的な原因を取り除け」という意味の猫ことわざはどれか?
- 猫にかん袋
- 猫を追うより皿を引け
- 猫をかぶる
- 猫に小判
答え=2
「猫を追うより皿を引け」は、魚を盗まれて猫を追うよりも原因である皿に載った魚をしまうのが賢い解決方法という意味です。
第3問
小林まこと「ホワッツマイケル?」のマイケルという名前の由来はどれか?
- マイケル富岡から
- マイケル・ジョーダンから
- マイケル・J・フォックスから
- マイケル・ジャクソンから
答え=4
マイケルという名前の由来は、1983年のプロモーションビデオ「スリラー」が流行していたマイケル・ジャクソンから取られました。
第4問
2016年にイギリスで発表された「猫との接触が人間の健康に及ぼす効果」の研究で、猫と何分過ごすだけでストレス低減効果が生じたか?
- 3分間
- 5分間
- 8分間
- 10分間
答え=4
猫と10分間いつも通り過ごすだけで、心拍数・血圧が低下するといったストレス低減効果が生じることが分かりました。
さらにその効果は、飼育年数が長く、猫に対する愛着が高いほど顕著であったといいます。
第5問
オランダに住む猫の飼い主1803人に行ったアンケート調査で猫をただのペットと捉えている人は14%でした。猫を家族と捉えている人は何%だったか?
- 32%
- 42%
- 52%
- 62%
答え=3
アンケート調査の結果、猫は家族が52%、猫は子どもが27%、猫は友人が7%となりました。
第6問
2018年デンマークの研究チームが喘息にかかりやすい遺伝的素因を持つ377名の小児を12年間追跡した。その研究で、生まれた時から猫と一緒に暮らしている小児の結果はどうだったか?
- 喘息を発症する割合が高い
- 喘息を発症する割合が低い
- どちらともいえない
- 他のアレルギーも発症した
答え=2
生まれた時から猫と一緒に暮らしている小児は、喘息を発症する割合が低いことが明らかになりました。
第7問
授乳について間違っているのはどれか?
- 授乳は1日に5~8回行う
- どのくらい飲んだかメモをする
- 子猫はあお向けの姿勢でミルクを与える
- 人間用のミルクを与えない
答え=3
あお向けの姿勢で子猫にミルクを与えると誤嚥性肺炎を引き起こす可能性あるため絶対にやってはいけません。
第8問
保護した乳飲み子猫の保温で間違っているのはどれか?
- 湯たんぽやカイロで四方から温める
- 保温用具は排泄物で汚れるので布などで包まない
- 子猫をビニール袋に入れてお湯につけて温める
- 低温やけどに気を付けながら、ドライヤーで温める
答え=2
保温用具は低温やけどを防ぐため必ず布で包みます。
第9問
乳飲み子猫が誤嚥性肺炎になると何割以上の確率で死につながるか?
- 6割以上
- 7割以上
- 8割以上
- 9割以上
答え=4
乳飲み子猫が誤嚥性肺炎になると、9割以上の確率で死につながります。
第10問
「動物の愛護及び管理に関する法律」(以下、動物愛護管理法)の前身、
「動物の保護及び管理に関する法律」ができたのはいつか?
- 1950(昭和25)年
- 1964(昭和39)年
- 1973(昭和48)年
- 1990(平成2)年
答え=3
「動物の保護及び管理に関する法律(動物保護管理法)」は、1973(昭和48)年9月、議員立法で制定され、1974年4月1日施行されました。
第11問
日本の法律上の猫の立場についての説明で間違っているのはどれか?
- 「民法」では、猫は「物(動産)」である
- 「動物愛護管理法」では、猫は「命あるもの」である
- 「刑法」では、猫は「器物」である
- 「憲法」では、猫の「権利」が認められている
答え=4
猫の権利は、憲法では認められていません。
第12問
迷子の猫を保護した時の対応として間違っているのはどれか?
- 迷子の猫を保護したら警察署に届ける
- 迷子の猫を保護したら動物愛護センターに届ける
- 原則として拾った猫は飼い主に返還しなければならない
- 2ヵ月以内に所有者が現れなければ所有権を取得できる
答え=4
迷子の猫は遺失物法が適用され、3ヵ月以内に所有者が現れなければ所有権を取得できます。
第13問
江戸時代に「生類憐みの令」を発令した将軍はだれか?
- 徳川家光
- 徳川綱吉
- 徳川吉宗
- 徳川慶喜
答え=2
生類憐れみの令 ( しょうるいあわれみのれい ) は、江戸時代後期、江戸幕府の第5代将軍・徳川綱吉によって制定された「生類を憐れむ」ことを趣旨とした諸法令の通称です。
第14問
獣医師は暴れる猫の診察を拒否できるか?
- 飼い主のしつけ不足なので拒否できる
- 応召義務があるので基本的に拒否できない
- 自由診療で患者も自由に選べるので拒否できる
- ほかの獣医師を紹介すれば拒否できる
答え=2
獣医師法19条1項には、「診療を業務とする獣医師は、診療を求められたときは、正当な理由がなければ、これを拒んではならない。」と定められています。
第15問
獣医師の職務や資格について定めた法律の正式名称はどれか?
- 獣医師法
- 大日本獣医師法
- 獣医師の職務と資格に関する法律
- 獣医師の資格及び業務に関する法律
答え=1
獣医師法は、国家試験・免許・業務・罰則等について定めた法律です。
第16問
「動物愛護法」が定める「特定動物」の指定を受けているのは約何種類か?
- 約240種
- 約480種
- 約560種
- 約650種
答え=4
特定動物とは、トラ、ニホンザル、タカ、ワニ、マムシなど(その動物が交雑することにより生じた動物を含む)、人の生命・身体・財産に害を与えるおそれのある動物をいいます。
動物愛護法に基づき、約650種(哺乳類・鳥類・爬虫類)が選定されています。
第17問
「動物愛護法」の第2条、基本原則に記されていない内容はどれか?
- 動物をみだりに殺し、傷つけ、または苦しめることのないようにする
- 人と動物の共生に配慮する
- 習性を考慮して適正に取り扱う
- 猫は屋外に出すことなく、完全に室内で飼育する
答え=4
動物愛護法の第2条「動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにするのみでなく、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。」
第18問
「狂犬病予防法」における猫の位置づけで正しいのはどれか?
- 犬を対象にした法律であり、猫には関係ない
- 野良猫などの飼い主のいない猫は法の適用対象
- 飼い主の有無にかかわらず、外に出ている猫は適用対象
- すべての猫が法の適用対象
答え=4
狂犬病予防法の対象動物は、犬、猫、あらいぐま、きつね及びスカンクとされてます。
第19問
「動物の愛護及び管理に関する法律」(以下、動物愛護管理法)の前身、
「動物の保護及び管理に関する法律」は制定当初、全何条だったか?
- 全13条
- 全22条
- 全28条
- 全35条
答え=1
1973(昭和48)年9月、全13条の「動物の保護及び管理に関する法律(動物保護管理法)」が制定されました。
第20問
「動物愛護管理法」で定められているマイクロチップの装着・登録について正しいのはどれか?
- 人に飼育されているすべての犬と猫への装着と登録が義務
- 原則として生後91日以上の犬猫への装着と登録が義務
- ペットショップやブリーダーで販売される犬と猫への装着と登録は義務
- 人に管理されている地域猫への装着と登録は義務
答え=3
2022 (令和4)年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化されています。
つまり、ブリーダーやペットショップ等で購入した犬や猫にはマイクロチップが装着されており、飼い主になる際には、ご自身の情報に変更する必要があります。
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