※以下の設問に答えてください。
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第1問
猫との車中泊避難でほとんど必要ないものはどれか?
- 簡易猫トイレ
- リードやハーネス
- エリザベスカラー
- サンシェード
答え=3
エリザベスカラーは、猫が傷口をなめたり噛んだりしないよう、首回りに着ける保護具です。
第2問
学校などの避難所で、ベッドスペースに向いていないのはどこか?
- 直接日光が当たるサンルーム
- 更衣室
- 屋根のある渡り廊下
- 倉庫
答え=1
ペットスペースに向いている場所は、雨風を避けられ、直射日光が当たらない場所です。
第3問
猫のストレスが大きく関与している病気ではないものはどれか?
- フィラリア症
- 心因性脱毛
- 突発性膀胱炎
- 胃腸炎
答え=1
フィラリア症は、フィラリアという寄生虫を蚊が媒介して、宿主の心臓や血管に寄生することで、血液の循環障害を起こす病気です。
第4問
猫スプレー行動の原因でないものはどれか?
- 窓越しに外猫が歩いているのが見えた
- 飼い主が長期不在による不安
- 部屋の家具を模様替えした
- おやつをもらった
答え=4
猫スプレー行動の原因は、ストレスが大きく関与します。
第5問
猫の室内での爪とぎ対策で間違っているのはどれか?
- 柱や壁をプラスチックのシートで覆う
- 爪とぎ器の数を増やす
- 爪とぎの場所は一カ所でするようにしつける
- 爪とぎ器を縦置き型や横置き型など変化をつける
答え=3
飼い主が爪とぎの場所は一カ所でするようにしつけても、猫にとってストレスになりますので、止めた方がいいでしょう。
第6問
犬は体内で合成することができるが、猫はできない必須脂肪酸はどれか?
- リノール酸
- γ-リノレン酸
- ドコサヘキサエン酸
- アラキドン酸
答え=4
犬は体内でリノール酸からアラキドン酸を合成することができますが、猫はできないため食事から摂取する必要があります。
第7問
猫に必要な栄養素であるタウリン欠乏により起きる体調の変化や病気ではないのはどれか?
- 口内炎
- 網膜変性
- 拡張型心筋症
- 子猫の発育不全
答え=1
猫はタウリン欠乏により、網膜変性、拡張型心筋症、子猫の発育不全、死亡率の上昇、神経機能・骨格形成異常などが起こります。
第8問
猫が食べると危険なサクランボや梅の種には毒となるシアン化合物があるが、それらは何科の植物か?
- ツツジ科
- バラ科
- クワ科
- グミ科
答え=2
桃、サクランボ、杏、梅、ビワなどのバラ科の果実の種や未熟な実には、胃腸で分解されると青酸に代わるシアン化合物が含まれます。
第9問
猫が食べると危険なネギ類ですが、「有機チオ硫酸化合物」は血液中の何を破壊するのか?
- 白血球
- 赤血球
- 血小板
- 血漿(けっしょう)
答え=2
ネギ類、ニラ、ニンニクに含まれる「有機チオ硫酸化合物」により、赤血球が破壊され、溶血性貧血や急性腎障害が起こります。
また、加熱してもこの成分は消えません。
第10問
飼い猫の最も古い記録を残したといわれる天皇は誰か?
- 神武天皇
- 宇多天皇
- 仁明天皇
- 二条天皇
答え=2
宇多(ウダ)天皇は、先帝・光孝天皇から賜った唐猫の黒猫を大切に育てており、その様子を日記(寛平御記)に書き残してます。
第11問
世界で初めて正式なキャットショーが開催された国はどこか?
- イギリス
- エジプト
- ロシア
- アメリカ
答え=1
世界で初めて正式なキャットショーは、1871年イギリスのロンドンで開催されました。
第12問
ネズミ退治のご利益があるとされた江戸時代の猫絵を描いた殿様の絵はどれか?
- 新田猫絵
- 古田猫絵
- 井伊猫絵
- 松平猫絵
答え=1
江戸時代から明治時代初期にかけて、猫絵の中でも一番ご利益があるとされ、有名だったのは殿様が描いた「新田猫絵」です。
第13問
エジプシャンマウについて間違っているのはどれか?
- 古代エジプトの壁画にある
- 額にはスカラベマークがある
- スポット模様は人為的に作られたもの
- 種として認識されたのは、亡命していたロシア王女がアメリカに移住してから
答え=3
エジプシャンマウのスポット模様は、血統種の中では唯一、人為的な力が加えられていない自然な繁殖によるものです。
第14問
歌川国芳「朧月の草紙」の主人公猫の名前はどれか?
- おこま
- おふね
- おみけ
- おたね
答え=1
歌川国芳「朧月の草紙」の主人公猫の名前は「おこま」です。
第15問
猫によるネズミ駆除により拡大を防いだ、1899年日本に上陸した伝染病はどれか?
- 赤痢
- 天然痘
- ペスト
- マラリア
答え=3
1899年ペストは神戸に上陸し、横浜、東京まで拡大しましたが、北里柴三郎が考案した伝染行予防法と猫奨励策を出し、猫によるネズミの駆除を徹底的に推進することにより、4年後に終結しました。
第16問
福井県越前市にある猫寺といえばどれか?
- 称念寺
- 西方寺
- 法蔵寺
- 御誕生寺
答え=4
福井県越前市の御誕生寺は、4匹の捨て猫を世話したのが始まり、多い時には、80匹ほどいた猫も不妊手術や治療、里親探しの活動により現在は30匹に、健康チェックや看病はお寺と地域の方が担い、獣医師による治療も観光客の寄付で賄っている。
第17問
1967年に発行されシリーズになった馬場のぼるの猫の絵本のタイトルはどれか?
- 9ひきのねこ
- 11ぴきのねこ
- 12ひきのねこ
- 15ひきのねこ
答え=2
『11ぴきのねこ』は、馬場のぼるが著作した絵本シリーズ、かわいらしい絵と意外なストーリー展開が特徴です。
第18問
化け猫伝説などでも有名な「猫魔ヶ岳」のある県はどれか?
- 石川県
- 宮城県
- 熊本県
- 福島県
答え=4
猫魔ヶ岳は、福島県耶麻郡北塩原村と磐梯町の境に位置します。
『新編会津風土記』に、人食い猫が出没するという話から猫魔ヶ岳という地名になった由来になっています。
第19問
1953年戦後最初の大映の化け猫映画のタイトルはどれか?
- 怪談土佐屋敷
- 怪談長州屋敷
- 怪談佐賀屋敷
- 怪談熊本屋敷
答え=3
怪談佐賀屋敷は、1953年(昭和28年)9月3日に公開され、講談「鍋島怪猫記」を題材にした作品です。
第20問
千万両と書かれた小判を抱いた招き猫は、何県の何焼きで大量生産されて全国に流通したか?
- 福井県の越前焼
- 岡山県の備前焼
- 滋賀県の信楽焼
- 愛知県の常滑焼
答え=4
愛知県の常滑焼の招き猫は「常滑系(とこなめけい)」と呼ばれ、丸い大きな目と、二頭身の姿が特徴です。
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