※以下の設問に答えてください。
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第1問
猫にとって有害な植物は、確認されているだけでどのくらいの種類があるといわれているか?
- 約10種類
- 約50種類
- 約100種類
- 約300種類以上
答え=4
猫にとって有害な植物は確認されているだけで、300種類以上あり、わかっていない食物もまだたくさんあると考えられています。
第2問
猫にとって理想的なトイレのサイズについて正しいのはどれか?
- 猫の全長の1.5倍以上
- 猫の体長の1.5倍以上
- 猫の体高の1.5倍以上
- 猫の尾長の1.5倍以上
答え=2
トイレのサイズは、猫の体長の1.5倍以上のサイズが理想的です。 猫の全長は、頭部の先から尻尾の先までの長さになります。
第3問
猫の「転嫁性攻撃行動」の説明で正しいものはどれか?
- 自分の縄張りへ近づいてくる猫を追い払うための攻撃行動
- 母猫が、不用意に近づいてくる他の動物から子猫を守るための行動
- 攻撃を誘発した対象とは異なる人や動物を思わず攻撃してしまう行動
- 狩りの習性から、動く対象物を捕らえようとする攻撃行動
答え=3
転嫁性攻撃行動は、例えば、猫同士のけんかの仲裁に入った飼い主を攻撃するなど、いわば八つ当たりです。
第4問
不安やストレスから異常な頻度で繰り返される猫の行動を何というか?
- 常同行動
- 反復行動
- 度々行動
- 重々行動
答え=1
猫の常同行動は、同じ部分をずっと舐め続ける「過剰なグルーミング」や衣類を吸ったり噛んだりする「ウールサッキング」、異物を食べる「摂食行動(異嗜症)」などが多く見られます。
第5問
猫の住環境について間違っているのはどれか?
- 部屋の行き来をするための猫ドアの高さを床から10cmにした
- 猫の脱走防止ドアはドッグゲート(高さ80cm)を使った
- 臆病な猫のためにドーム型の猫ベッドを用意した
- 家具やキャットタワーで部屋の高さに変化をつけた
答え=2
猫は体長の5倍のジャンプ力があるので、猫の脱走防止ドアが高さ80cmだと、容易に脱走してしまいます。
脱走を防止するならば、隙間がないようにしなくてはいけません。
第6問
猫の適正な体形を判断するBCSとはどれか?
- ボディ・ケア・スコア
- ボディ・コンフィデンス・スコア
- ボディ・コンデショナー・スコア
- ボディ・コンデション・スコア
答え=4
ボディ・コンディション・スコア(BCS)とは、猫の見た目と触れた状態から、体型、とくに脂肪のつき具合を5段階(または9段階)で評価する指標のことです。
第7問
猫の視力の維持、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンはどれか?
- ビタミンA
- ビタミンB
- ビタミンC
- ビタミンD
答え=1
ビタミンAは、レチノールとも呼ばれ、視力の維持、皮膚や粘膜の健康維持を助ける脂溶性ビタミンです。
第8問
キャットフードのパッケージの表示で義務付けられていないのはどれか?
- 給与方法
- 賞味期限
- 原産国名
- 原材料名
答え=1
ペットフード安全法による表示義務は、名称、賞味期限、原材料名、原産国名、事業者名および住所の5項目になります。
第9問
猫アレルギーについて間違っているのはどれか?
- 猫の除去食試験を行うことで、食物アレルギーの可能性を判断する
- 猫の毛で判断するアレルギー検査は科学的根拠がある
- 猫の食物アレルギー症状は、かゆみや脱毛といった皮膚に表れる
- 猫の食物アレルギー症状は、嘔吐、下痢など消化器のトラブルが表れる
答え=2
猫の毛で判断するアレルギー検査は科学的根拠はありません。
第10問
アニコム損害保険の「家庭どうぶつ白書2019」の猫の手術理由で「消化管内異物/誤飲」は第何位か?
- 第1位
- 第2位
- 第3位
- 第4位
答え=2
猫の手術理由の第2位は、消化管内異物/誤飲です。
ちなみに、第1位は、歯周病、歯肉炎です。
第11問
人間とは違い、肉食動物である猫は植物成分の毒になるものは何の臓器で解毒することができないか?
- 腎臓
- 小腸
- 肝臓
- 膵臓
答え=3
肉食動物である猫は、肝臓でうまく解毒することできない植物の成分がたくさんあるため、猫が口にしたことによって中毒を起こしてしまうものが多く、最悪の場合は死に至ることもあります。
第12問
猫が食べると危険な植物で、ナス科ではないものはどれか?
- ホオズキ
- トマト
- チョウセンアサガオ
- アロエ
答え=4
アロエは、ユリ科です。
ナス科は、ナス、ホオズキ、トマト、ピーマン、ジャガイモ、チョウセンアサガオがあります。
第13問
猫にレバーを与えすぎるとビタミン何の過剰症となり、関節の異常や筋肉の痛みが出るか?
- ビタミンA
- ビタミンB
- ビタミンD
- ビタミンO
答え=1
ビタミンA(レチノール)は、ニワトリやブタのレバーに多く含まれ、過剰摂取により、食欲不振、関節炎を引き起こすことがあるため注意が必要です。
また、猫は植物成分に含まれるカロテンをビタミンAに変換することができません。
第14問
猫の飼い主の喫煙習慣によってリスクが高くなることが報告されているがんの種類はどれか?
- 悪性リンパ腫
- 甲状腺がん
- 白血病
- 食道がん
答え=1
受動喫煙で猫の悪性リンパ腫の発症率が高まるという報告があります。
第15問
猫が誤食した可能性がある行動でないものはどれか?
- 吐こうとしているのに吐けない
- じっとしていて元気がない
- 身体が震えている
- お腹を上に向けて寝ている
答え=4
猫がお腹を上に向けて寝ているのは、飼い主を心から信頼し、居心地の良い場所だという証です。
第16問
一般社団法人ペットフード協会「令和3年全国犬猫飼育実態調査」で、外に出る猫と出ない猫の寿命の差は何年か?
- 2年前後
- 3年前後
- 4年前後
- 5年前後
答え=2
外に出る猫と出ない猫では、常に3年前後の寿命の差があります。
この差は、交通事故、猫同士のけんか、感染症等で亡くなるリスクを減らすことができるからです。
第17問
高齢猫の健康チェックポイントで間違っているのはどれか?
- ふみふみすることが増える
- トイレの回数が増える
- 食欲があるのにやせている
- 変な歩き方をしている
答え=2
猫のふみふみは、子猫が母猫に対しておっぱいを押し出すためにする行為で猫時代の名残とクセが無意識に表れているだけです。
第18問
猫の介護の工夫で間違っているのはどれか?
- トイレの縁が高すぎて入れない猫のためにステップを置いた
- 布団の上でおしっこをしてしまう猫用に防水シーツを敷いた
- ウェットフードを人肌程度に温めてあげた
- 筋肉をつけるために高いところにフードを置いた
答え=4
高齢猫は筋力が低下しているために、筋力をつけるために高いところにフードを置くことは効果がありません。
第19問
災害時の対策について間違っているのはどれか?
- 家具の転倒防止
- 猫のための備蓄品の準備
- 災害時は猫が捕まらないことが多いので、キャリーバッグに慣らす必要はない
- マイクロチップを装着して登録しておく
答え=3
事前にキャリーバッグに猫を慣らしておくことで、円滑な避難が可能になります。
第20問
災害時の猫の行動で間違っているのはどれか?
- 狭くて暗い場所に隠れる
- 普段より大きくて高い声、高低差のある声で繰り返し鳴く
- 興奮して部屋中を走り回る
- 飼い主にまとわりついて、急に甘えるようになる
答え=2
猫が不安や恐怖を感じると普段よりも高い声で鳴き続けることがあります。
「ウアーン、ウアーン」と単調なトーンで繰り返し鳴くのが特徴です。
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